漢方未病専門資格認定講座(第4期)の全課程を修了した時点で、修了生の皆さんから感想や推薦の声をいただきましたので紹介いたします。

栗本 佳代さん(薬剤師)

漢方の奥の深さに感動しました

 漢方の本を何冊か読んでみましたが、なかなか理解できないでいたところ、この講座に出会い、わかりやすく学ぶことができました。
 基本的な気血水、漢方の考え方から、頻用される処方、科学的なエビデンスがあるものも紹介され、中期では構成されている生薬から学ぶことができ、理解が深まりました。
 後期では養生の大切さを学び、前向きに生きていくためのヒントもたくさんいただけました。
 このカリキュラムはすごいなと、漢方の奥の深さに感動いたしました。

 この講座を受けることにより、漢方のみならず、薬剤師としての服薬指導において、患者さんに向き合う姿勢が変わってきたと感じます。
 自分自身の身体の健康にも意識を向けることができ、今まで長続きしなかった運動も続けることができています。
 この講座に出会えたことにとても感謝しております。

山上 真知子さん(薬剤師)

私には理解することは無理と思っていましたが・・・

 漢方薬は方剤の内容が難しく、いろんな流派があって、私には理解することは無理と思っていました。
 しかし漢方の考え方、気血水の働きを細胞レベルで考えることを知りとても面白くなりました。
 実際に、自分のことを漢方医学的に考え、漢方薬を服用して効果が得られたときは嬉しくなり、人にも伝えたいと思いました。

 毎回、日曜日の早朝に起きて講義を受けることに自信がなかつたのですが、喜多先生が未病の漢方薬についてしっかり講義されているお姿に感銘して、眠い目をこすりながら聴講しました。
 毎回のシェアタイムで多くの仲間とお話しできたこともよかったです。
 自分だけでなく頑張っている人がいるということも仕事の励みになりました。
 この講座は素晴らしいです。
 ともに漢方を学べます。
 未病の漢方薬を実践できると医療費抑制にも貢献できると思います。

倉成 祥平さん(薬剤師)

知識の習得にとどまらず、医療者として成長できました

 私は、本講座を受講する以前から漢方を学びたい気持ちはありましたが、効果的な勉強法がわからず長らく悩んでいました。
 1年間の講座を受講したことで、漢方の基礎知識に加えて、方剤選択の道筋や思考の組み立て方を、類縁処方を比較しながら生薬単位で学ぶことができ、受講前に比べて格段に理解が深まったと感じています。
 漢方薬の薬効を説明する際も、単に適応症を伝えるのではなく、「体内のこの部分の不調を整えることで症状を改善していく」といったように、より具体的で分かりやすい形で伝えられるようになりました。
 さらに、漢方薬にとどまらず養生についても学ぶことができ、何より心に響いたのは、喜多先生の「病気はチャンス」という考え方に基づいた患者さまとの向き合い方や心構えです。
 これらは自分にとって大きな財産となり、知識の習得にとどまらず、医療者として成長できたことを実感しています。

野村真美さん(薬剤師)

すぐに現場で役立つことを実感できました

 漢方未病専門資格認定講座を受講して一番感じたのは、「すぐに現場で役立つ実感」でした。
 これまで漢方といえば処方を丸暗記するイメージが強かったのですが、この講座では気・血・水などの基本から体系的に学ぶことで、患者さんを東洋医学的に観察しながら提案できるようになりました。
 実際、受講後には、アドバイスの幅が確実に広がったと感じています。
 また、家族の風邪対応でもそれを実感しました。
 以前は葛根湯一択だったのが、体力や回復期を考慮して補中益気湯を選ぶなど、状況に応じた処方提案ができるようになりました。
 「漢方の選択肢が広がること」がそのまま患者さんや家族の健康につながる――その手応えを得られる講座だと思います。

笠原 崇史さん(薬剤師)

現代医療と組み合わせたら、より死角の少ない指導ができます

 患者さんに服薬指導をしているとき、「症状があるのに検査に異常がなかった」、「検査をしても何も出ないだろうからもっとひどくなったらまた来てくださいと医師に言われた」と話してくれることがあります。
 お互いに悶々としてしまいがちですが、このようなときに未病治療に特化したこの講座の知識が活かされると思います。

 本講座は段階的に着実に学習を進めることができ、ぼんやりとしか見えていなかった部分も徐々に形として捉えられるようになってきます。
 講義ももちろん、合間のシェアタイムも様々な受講生と思いを共有でき、面白く学べます。
 質問もChatworkで自由にでき、解答もわかりやすく丁寧で、講義動画も何度でも復習できるため、より理解を深めることができます。
 また、メンタル面での姿勢なども紹介されるため、非常に有意義です。
 現代医療と組み合わせたら、より死角の少ない指導ができるのではないでしょうか。
 大変オススメの講座です。

横山 美幸さん(薬剤師)

薬局で地域住民向けの養生支援講座を開催できました

 ヘルスケア漢方、養生支援について体系的に学ぶことができ、一年間の成長を自分自身で感じています。
 講座や喜多先生のサポートで自信がつき、薬局で地域住民向けの養生支援講座を開催できるまでに至りました。
 今まで薬局でできる支援を模索し、他の講座も受けてきましたが、一年間で具体的な活動まで行えたのは初めてです。

 また、講座や合宿への参加により、全国に同じ志の仲間ができ、とても励みになります。
 この出会いを大切にして、今後も地域住民の健康サポートになる活動を続けていきたいです。

三代川 成彦さん(薬剤師)

西洋医学的知見に当てはめて分かり易く解説

 一般的な漢方講座とは趣が異なり、非常にアプローチしやすいと思います。
 陰陽五行や臓腑論など中医学的視点ではなく、気血水に基づいてシンプルに判断しており、処方鑑別についても非常に理論的です。
 従来の証を読み解く部分に関しても分かり易く理解できると思います。
 気血水について現代の西洋医学的知見に当てはめて分かり易く解説しており、理解しやすいです。

 また養生という考えを重視しており、病気になる前の未病という状態に注目して健康管理を重視してる点も特徴的です。
 漢方にとどまらず、養生法についても運動・食生活・心の在り方など詳しく解説されており日ごろの業務に活用できる内容だと思います。

 毎週の講義も朝7時から始まりちょっと早く感じますが、他の講習と重なることもなく1時間半の講義終了後を有効活用できます。

横山 晶子さん(薬剤師)

漢方の知識も仲間もどちらも得られる講座です

 漢方を学びたいと考えた時、今まで皆様はどのように学ばれてきましたか。
 「書籍を買い、自己学習する」、「一般の方向けの漢方講座を受講する」、「社内教育で学ぶ」などいろいろな方法がありますが、一般的には一方向的な学びが主になることが多いです。

 この漢方未病専門資格認定講座は、一方向的な学びではなく、双方向的な学びが可能です。
 漢方専門医の先生から、漢方理論、生薬の知識、漢方的な証に基づく治療法、そして養生に関わる分野を幅広く学べます。
 そして講座では、学んだ内容を受講者同士で共有する時間「シェアタイム」を作ることで、学んだ内容をフィードバックし、知識の共有を図れます。
 このシェアタイムは、お互いの近況を話す時間にもなっており、交流の場にもなります。
 この「漢方を学ぶ仲間を作れる」という点も、大きな利点ではないでしょうか。
 漢方の知識も仲間もどちらも得られる本講座、一緒に漢方の学びを深めませんか。

矢萩 佐知子さん(薬剤師)

人生で、貴重な体験をしていると感じています

 この講座は基本は漢方の勉強の講座なのですが、それだけではないのが特徴的だと思います
 「未病」ということに焦点を当てており、自分を含め、周りの人たち、なんとなく調子が悪いなあと思っている人も、現在病気と闘っている人も、自分は健康だと思っている人も、すべての人に対して、漢方の処方は勿論、より良い生き方まで伝えることができる方法を得ることができる講座だと思います

 一方的な座学とは違い、毎回仲間の先生方と話をしながら、講義内容の気づきをシェアする時間を持てる、1年間いつでも質問をすれば、必ず講師の喜多先生に回答していただけるという講座はなかなかないと思います
 毎週日曜日の朝の講義、1年間の継続は大変と思いましたが、次第に日曜の朝が楽しみになりました
 何回でも講座を再受講することができるのも良いシステムだと思います
 喜多先生と出会えて、本当に良かった。
 人生で、貴重な体験をしていると感じています。