漢方未病専門資格認定講座の前期課程(4ヶ月間)を受講し終えた時点で、受講生(1期生)の皆さんから感想や推薦の声をいただきましたので紹介いたします。

薬剤師(実務経験10年未満)

高橋 智加さん

 「私たち自身が健康づくりをしなければいけない。そうして初めて人に伝えることができる。」
 第1回目の講義で、この1年間、健康づくりに取り組むという課題が出ました。
 本講座はヘルスケア漢方を勉強できるだけでなく、自身の健康づくりにも役に立つ内容になっています。
 毎週1時間半の講義内容は充実しており、予習・復習動画を何回も繰り返し視聴できるため効率よく勉強ができ、即実践で使えます。
 さらに、講義を視聴するだけでなく気軽に喜多先生に質問できるのもこの講座の利点です。
 質問に対する先生からの解答はとても丁寧でわかりやすいです。

 私にとってこの講座を受講した一番の利点は、自身の体調不良改善に取り組むきっかけになったということです。
 喜多先生に相談しながら漢方を飲み始めました。
 漢方を勉強しながら漢方を体感することはとても勉強になっています。
 漢方を効率よく勉強しながら、健康で充実した生活を送りたい方にはおすすめの講座です。

沖原 雄さん

 本講座を受講するにあたり、患者様の症状に対して自信をもってお勧めできるか、又、医師に処方提案できるかが課題でした。
 前期課程の学びでは、前半に漢方的目線からの患者様状態の把握そして勧める漢方薬を学び、後半になるにつれ具体的な症例や症状に対する学びをいただきました。
 前半での学びから後半になるにつれ、線と線がつながるように腑に落ちてくるのがわかりました。
 頭の中でいろいろなことがつながってくることで、実践において患者様への提案の選択肢が増えたように思います。
 また、医師への処方提案においても、医師との話し合いができるようになりました。
 薬剤師として、地域の健康づくりへのかかわりにおいて可能性が広がる学びをいただいています。

黒川 浩紀さん

 ヘルスケア漢方の実践を目指す上で、本講座の受講前は漢方薬を基礎からしっかりと学んだことがなく、不安な面が非常に多かったです。
 特に「どこまでがヘルスケア漢方で、どこからがメディカル漢方になるのか」というトリアージが適切にできるのかという点が最も不安でした。
 その後、本講座で西洋医学との考え方の違いや、気血水、五臓論など基礎的なところから学び、証に対してどのようにアプローチしていけば良いのか少しずつ理解できるようになりました。
 今後学びを続ける事で、より適切な方剤の選択やヘルスケア漢方で対応できない場合の専門医への紹介など、現場でできることが増えていくことがとても楽しみです。

大槻 彩恵さん

 「風邪を引いたら葛根湯」というイメージがあるように身近にある漢方薬だが、添付文書や市販の漢方薬には「体力虚弱で、冷え症の方」や「比較的体力があり、のぼせ気味」などの記載があり、どの漢方薬が患者に合っているのか分からず、医師が処方するまま患者へ渡していた。
 しかし本講座で、気血水や寒熱、虚実等、漢方医学を基礎から学ぶことで、何故一つの漢方で多くの症状を改善することができるのか、一つの症状に対し身体の状態によって漢方を使い分けるという、西洋医学とは違う身体全身を見るアプローチであることを学ぶことができた。
 エビデンスも紹介され、漢方薬の有効性も知ることができるため、漢方を学びたい人におすすめできる講座です。

後藤 英未さん

 私は新卒2年目の薬剤師です。
 学生時代も漢方の講義はありましたが、国試向けの暗記重視という感じだったため理解は全くできていませんでした。
 そんな状態で仕事をしているうちにこの講座のことを知り、ついていけるか不安でしたが思い切って参加させていただきました。
 毎週の予習と授業について行くのに必死ですが、喜多先生のお話はとても興味深くて楽しく勉強ができています。
 最近は少しずつ漢方の知識を仕事に活かせることが増えてきました。

 授業に加えてシェアタイムでみなさんとお話しさせていただき、新たな気づきを得ることが多くありました。
 時には勉強が大変…という相談をさせていただき、励ましてもらったこともありました。
 今後も楽しく勉強がんばりたいと思います。

薬剤師(実務経験10~20年)

佐藤 将嗣さん

 毎回発見があり、夢中になれる講座です。

 私は漢方薬が学びたくて漢方薬・生薬認定薬剤師を取得しましたが、結局漢方薬というものがわかりませんでした。
 その後も何とか理解したくて、かれこれ14年間、認定を更新しつつ学び続けてきましたが、「なんとなく分からない」「分からないところが分からない」といったモヤモヤした感じが残り、臨床現場では学んだ知識を活かせるシーンは結局ほとんどありませんでした。
 そんな時に出会ったのが漢方未病専門資格認定講座です。

 本講座は、漢方薬の基礎となる気血水について、漢方専門医で多くの臨床経験を有する喜多敏明先生が長年培ってきた分かりやすい理論を通じて学べると共に、漢方薬を理解するのに適している四大未病を学ぶプロセスが用意されているため、安心して学び進めることができました。
 また臨床で使える実践的な内容が多い一方、なぜその方剤なのかという部分について、気血水や五臓論、陰陽論に加え、現代医学のエビデンスの観点からも解説してもらえるため、納得感が高く、知識がしっかりと定着していく実感があります。

 30数名でスタートした本講座ですが、みんなでタスクをこなしたり情報共有したりしながら学んでいるので、なんだか一緒に船に乗っている感じです。
 まずは1年間、みんなで漢方の船旅を楽しみながら学びたいと思います。

風間 治子さん

 本講座は未病をテーマとして学ぶ実践講座です。
 服薬指導をする時、病気まで行かないが体調が悪く不調を訴えられる患者さんが多いと思いますし、相談されたこともあると思います。
 そのような時こちらの講座で学んだことが生きてきます。
 ヘルスケア漢方とメディカル漢方の違い、どこまでをヘルスケア漢方で提案し、どの場合はメディカル漢方の医師に委ねるのか、その点も含めて安心して学ぶことができます。

 毎週1回、日曜日の朝から1時間半の講義があります。
 私自身、続けられるか心配でしたが、とても楽しく1時間半はあっという間。
 一緒に学ぶ仲間とのシェアタイムも短いながら楽しい時間です。
 週1回の講義は録画されていて繰り返し学ぶことができます。
 学習を続け少しずつではありますが、OTC購入相談や鎮痛剤処方歴からの頭痛の症状の確認、そして漢方の提案などできるようになってきています。

 漢方未病専門資格認定講座は内容も深く目からウロコの知識もたくさん得ることができます。
 あやふやな知識が整理され自信を持って処方説明ができるようになってきます。
 漢方を学んでいる薬剤師には大変おすすめな講座と思っております。
 一緒に学んでみませんか?

佐藤 洋助さん

 毎週の講義を通して、プライマリケアにすぐに使える漢方を、無理なく段階を追って学べる工夫が多くなされていると思います。
 「事前予習動画やテキストで、自分のペースで何度も繰り返して学び、知識を定着できること」、「当日は、受講者同士がZoomのブレイクアウトセッションで学んだことを共有しあえること」、「Chatworkで喜多先生に気軽に質問ができ、大変丁寧に回答をいただけること」など、挙げればきりがありません。

 また、漢方理論や症例だけでなく「臨床研究」のお話も多くいだけるのもありがたいです。
 実際に薬剤師が医師へ処方提案をする際の根拠は「エビデンス」であり、大事なことと考えます。
 中期と後期の講座も楽しみに思っています。

市川 佐喜子さん

 漢方を学びたくて色々な講座を受けてきたのですが、漢文や年表が出てきたり、馴染みのない言葉が出てきたり、どんな意味なのか調べているうちに違う先生の講座になってしまったり、分かったような分からないような?そんな感じで続けていました。
 今回講座を受け、血虚なら血虚を時間をかけて教えてくださり、図もあり、何回も血虚の症例も出てくるので分かるようになってきました。

 また、患者さんで、何で飲んでいるのか分からない、効果があるか分からないと仰っている方がいるのですが、対応に困っていました。
 これからは、患者さんの良くなっている症状を1つでも見つけ、そして安心を伝えられたらと思っています。

町田 宏行さん

 以前は漠然と病名と漢方薬を繋げていた程度でしたが、いわゆる西洋医学のエビデンスも取り入れつつ、漢方の概念をわかりやすくご説明いただき、少しずつですが漢方の理解を深めていけていると感じています。
 漢方の深淵に触れるのはまだこれからですが、全くの不安でもなく、楽しみながら学習できていることに感謝しております。
 これから「あ、これ知ってる」と言えるようになれるのが楽しみです。
 初めての方も、まずは飛び込んでみてはいかがでしょうか?

岡安 文江さん

 今までは、一つの症状に対してこの漢方薬というように、点と点が結びつく形でしか漢方薬を理解していなかったが、本講座を受講して、患者さんに色々話を聞いて、患者さんの全体が見られるようになった。
 また、「この漢方が合ってるのでは」というのを自分で考えられるようになって、大変勉強になっている。

松橋 未希子さん

 受講する前は、数ある漢方の中から患者様にあった漢方を自分が見つけることができるのか不安でしたが、受講を進めるにつれて気血水、虚実、寒熱の考え方を学び、同じ症状でもそれぞれに合う方剤をわかりやすく教えていただくことで頭の中が整理でき自信につながりました。
 それにより患者様への服薬指導の幅も広がりました。
 またシェアタイムという一緒に受講しているメンバーと気がついたことや自分の考えを話し合う大変刺激をうける有意義な時間も講義の中に設けられております。
 講義でわからないことは、後日喜多先生に質問することもできるので、わからないことをそのままにすることもなく、また他のメンバーの質問と回答も見れますので大変勉強になります。
 今日はどんな気づきがあるのかと、毎回ワクワクしながら日曜日の朝をむかえます。

近野 志穂さん

 自分自身が幸せで健康ではないといけないこと、そうではないと周りの人の健康に寄り添うことは難しいという大前提を最初に学んだ。
 まだ、毎日が幸せだと感じることは難しいが、健康でいるための行動を前向きに実践できていると思う。

 西洋医学とは違い、未病の段階で漢方にはたくさんのアプローチ方法がある。
 体全体を見て、体に何が足りないのか、多すぎるのかなどを判断して、患者の訴えや症状に合わせて漢方医学的にアプローチする手段がある。
 冷えなども漢方で改善できる可能性がある。
 患者だけでなく、家族や友達の体調不良に対しても、漢方でアプローチができたことが今の段階でもあるので、今後もっと知識を身につけていく価値があるなと実感している。

藤田 元さん

 薬剤師免許を取り立ての頃、日本薬剤師研修センターの漢方生薬認定薬剤師を取得しましたが、単位を継続して取ることができず、しばし漢方から離れていました。
 しかし最近、現場を離れて経営者として商品開発に携わるようになり、改めて漢方について学びたい欲求が増したタイミングで喜多先生の講座を紹介して頂きました。
 毎週日曜日の朝、1年間のコースに少し怯みましたが、喜多先生のお人柄や、大学で学んだ西洋医学の観点で説明して頂き理解しやすい点、地方でもZoomで学べるオンライン講座、一緒に学ぶ受講生とのブレイクアウトセッションでのシェアなど、1期生ではあっても完成度の高い講座を受講でき、有り難かったです。
 まだ前期が終わった段階ですが、再受講を考え、継続学習していきたいです。
 学びの機会を頂き、喜多先生有難うございます!

薬剤師(実務経験20~30年)

高崎 潔子さん

 私は薬局で在宅訪問の仕事と、店頭でOTC漢方薬の販売を担当しております。
 漢方薬を学ぶため、方々の研修会へ出向いて学んできました。
 でも、在宅で処方される漢方薬の服薬指導や、店頭で自分の言葉で説明ができずに悩んでおりました。

 本講座では、喜多先生から気血水・痰飲・水毒・陰虚など難しい漢方用語の説得力のある解説を学びました。
 そのフレーズを真似てみると、納得して頂けることも増えてきました。
 復習動画を見返しながら、自分の言葉として発信できるように学びを継続していきたいと考えております。

 毎週のモーニングセミナーに挫折せずに参加できるのかしら?と不安半分でしたが、喜多先生の講義はとても楽しく、90分がアッという間に過ぎてしまいます。
 毎回、予習・復習と講義をシステマティックに誘導して下さるので、迷うことなく学びに入れました。
 シェアタイムは、初めてお会いする方々と意見交換ができ、嬉しいご縁となりました。

小木曽 三貴さん

 以前から漢方薬について興味をもち自己学習をしていましたが、これまでの自己学習は効率が悪く偏りがある学習法でした。
 本講座ではヘルスケア漢方について学べるということでしたが、受講前は「漢方薬に対する知識が足りず、患者様の不調(未病)を判断できず、方剤にたどり着くことができないのでは」と考えていました。

 しかし本講座を受講することで、漠然と見ていた方剤が判然としました。
 事前学習してから講座を受講することで、方剤が記憶に残りやすく要点を理解できます。
 わからないことは質問できる環境であり、納得いくまで漢方薬について学習できます。
 前期課程では方剤を分類して使い分けする方法を学び、気血水の状態について学び、患者様の症候から判断する方法を学び、漢方医学の基礎を学ぶことができました。

 ヘルスケア漢方のみならず、漢方医学を学びたいと考えているのであれば、本講座を受講することは近道です。
 お勧めいたします。

石田 雅子さん

 毎週日曜早朝90分間のZOOM講義は思っていたより苦痛では無く、毎回事前学習をしてからなので講義内容も頭に入りやすく、講義後には復習課題があり、学習効果を高めてくれました。
 初心者がつまずきやすい「気血水」や「陰陽虚実」に関しても解りやすく、西洋的な視点も取り入れた説明で理解がしやすかったです。
 漢方方剤の効果についても現代医学でのエビデンスを交えての説明が随所にあり、理解を深めることができました。
 講義を受けるだけでなく、受講者間でのシェアタイムを通して、他の方の意見や考えをお聞きすることができたのも良かったです。
 また、受講者から寄せられた質問への回答を教えて頂けるので、具体的な事例についても学べて勉強になりました。

古村 江理さん

 私は漢方専門薬局で20年以上漢方相談業務に携わってきた薬剤師です。
 喜多先生の講座は極めて医学的に・緻密細密に・深く・わかりやすく教えて貰えます。
 漢方薬の鑑別がとても明確になりました。また、私にとって漢方を通じて医学も学べる講座にもなりました。
 毎週の講義用に予習の動画があり、講義の前日には当日の資料が配付され、質問もでき、きめ細かくサポートしてくれます。
 当日は先生の講義のほかにブレイクアウトルームがあり、学んだことをシェアします。
 初めて漢方を学ぶ方にも、長い間漢方業務に関わってきた方にも、どなたにも実りある内容だと感じております。
 喜多先生のカリキュラムどおりに学んでいくと、気がついたらとても実力が付いていた!となると思います。

小室 裕保さん

 日頃、保険薬局の薬剤師として主に処方せん調剤を行っておりますが、症状が良くならないのに漫然と処方された薬を服用している患者さんや、その症状は年だから仕方ないと言われ落胆して薬局に来られる患者さんなどに出会う事があります。
 また、これからの薬局薬剤師の役割として、患者さんや地域住民の健康作りにどのように寄与していくか、何かお役に立てる事はないかと模索していた折、本講座に巡り合いました。

 本講座の前期課程では、気血水などの漢方の基本的な考え方や方剤などについて学びましたが、事前学習動画とテキストで予習し講義に臨み、また、講義も記録動画にて復習する事ができ(講義に参加できない場合でも録画を見て学習できる)、反復学習によってより深い学びを得る事ができました。
 また、講義中のブレイクアウトセッションにて、学んだ事が整理でき、新たな気づきも生まれました。

龍野 英子さん

 私は調剤薬局で在宅訪問を担当している薬剤師です。
 日ごろから西洋薬では対応できないような便秘や不眠、不穏症状の訴えに出くわすことが多く漢方薬の提案をできないかと考えていましたが、これまで自信をもって処方提案する事ができませんでした。
 しかし、喜多先生の講座で学んでから自信をもって処方提案ができるようになりました。
 なぜなら、こちらの講座で処方提案について悩んでいる事を相談させてもらい、喜多先生によって丁寧に考え方の道筋を教えていただけるからです。

 薬剤師であればいつか漢方薬を自分の味方につけたいと思う方が多いのではないでしょうか。
 喜多先生の講座はそんな薬剤師の希望を叶えてくれる素晴らしい講座です。
 この講座に参加して、漢方の魅力に引き込まれるだけでなく、自分の生き方を見つめ直す機会もいただきました。
 感謝・感謝です。

藤井 希和さん

 私は漢方薬の魅力を大いに感じていましたが、自分で処方提案するにはまだ自信がなくて、その自信を持つために漢方薬の勉強をしたいと思い、この講座を受講することに決めました。
 初回の講座で既に、西洋薬でなかなか治らなくてお困りの患者様のお役に立てるような処方提案ができる気がしてワクワクしました。

 毎週予習動画を見て、受講して復習で教科書を読み、復習動画を見るということをしていたらあっという間に一週間が過ぎ、毎週その繰り返しで知らず知らずのうちに頭の中が漢方で満たされていたような気がします。
 患者様の体質が実証なのか虚証なのか、太陽病なのか少陽病なのかで方剤を選択したり、ダメなら他の原因を考えるなど、普段喜多先生がしてらっしゃる内容を教えていただき、お宝のような画像や映像を惜しげもなく私たちに与えて下さり、とても感謝しています。
 中期からの生薬の勉強も楽しみです。

中嶋 麻澄さん

 勉強が苦手な人も、必ず漢方に興味を持って学べる唯一無二の講座です。
 喜多先生ならではのロジカルで緻密な教え方でありながら、ハード面・ソフト面を兼ね備えた、ホリスティック講座です。
 漢方にいまいち深く興味を持てなかった人でも興味をもち、自然と自分や家族から漢方を試したくなり、人に推奨したくなります。
 このような機会をいただいた御縁に感謝いたします。

薬剤師(実務経験30年以上)

平川 恵子さん

 4か月の前期課程の受講が終わりまして、未病段階におけるヘルスケア漢方実践の自信が飛躍的につきました。

 受講前は、風邪の初期には葛根湯、体が疲れている時は補中益気湯、のどの異和感には半夏厚朴湯など大雑把な理解でしかなかったのですが、漢方の理論がわかり、より詳細な漢方の処方が理解できるようになりました。
 また実技で脈、舌、腹診の実際を学ぶことができ、より的確に漢方の診断治療が理解できました。
 そのうえで、実際に膝痛でお悩みの患者さまに漢方処方を試みてみました。
 鎮痛薬を服用しても痛みが続き、日常の生活に不便を感じている方でしたが、漢方処方を提案し服用していただいたら、とても痛みが軽くなり楽に歩けるようになったと喜ばれて嬉しく思いました。

 喜多先生の講座はとてもわかりやすく、敷居が高そうにみえる漢方を躊躇することなくするりと理解できます。
 またお人柄もよく、喜多先生に出会えたこと本当にラッキーでした。

小田 文子さん

 転職して、漢方薬を販売することがなくなり、漢方知識が薄れてきていました。
 そんな時に、この漢方講座に出会いました。
 オリエンテーションで、日曜日の朝7時から8時半までの講義と聞いて、宵っ張りの私に続くかしらと不安になりました。
 そんな私でも大丈夫です。

 事前資料とビデオで予習して、日曜日の朝、事前配布された講義資料をもとに、先生のさわやかな笑顔の講義を聴きます。
 聞き逃したり、もう一度講義を聴きたいというときは、当日の講義内容を記録動画で確認できます。
 そしてわからないことは先生に質問でき、その回答をシェアできるのです。
 講義中には、受講生同士のシェアタイムがあります。
 講義内容をシェアしたり、雑談したり、一方通行のオンライン講義とは違って、楽しい講座です。
 さらに、薬剤師は日本薬剤師会研修センターの研修シールを取得できます。

篝 忠宏さん

 私は36年間病院に勤務している薬剤師です。
 学生時代に薬用植物学の研究室に所属していたこともあり、以前より漢方薬について基礎から学習したいという思いがありました。
 今回、同じ研究室だった友人から本講座が開設されることを聞き、躊躇なく受講することを決定しました。
 受講前の目標を「漢方が不得意な医師に適切な処方提案ができるようになること」としました。

 この講座の前期日程は、4ヶ月間で漢方の臨床を全てマスターするのは不可能であるが、ヘルスケアに役立つ部分に着目し、未病に特化したヘルスケア漢方の部分をマスターすることが可能となっています。
 その条件として、事前に動画学習をすることと教科書で復習することが重要です。
 反復学習によってより深い学習ができるのが本講座の特徴であると思います。
 受講前に不安があった毎週日曜日の朝の学習は、今では私生活リズムの軸となっており、自分自身の健康づくりの基礎ともなっています。
 最後に、この講座の素晴らしいところは、講師の喜多先生が熱意ある指導をして下さるところだと思います。

原 隆亮さん

1 )一人の先生による講義のため漢方を系統的に学ぶ事ができる。
2 )前もって予習の動画を視ることで學びが深くなる。
3 )講師の先生の解説が分かりやすい
4 )みんなが思っている疑問点を質問コーナーで解説していただいているのでがわかりやすい。
5 )処方箋調剤で医師の処方意図がわかるようになりました。
6 )漢方相談も自信をもって受けれるようになりました。

登録販売者

古川 亜紗子さん

 私は登録販売者試験くらいの知識でこの講座に参加し始めました。
 そんな私でも理解できるようにわかりやすく、かつ十分な知識を身につけられるようにしっかり教えていただけるので、そこまで漢方の知識がない方でも大丈夫です!
 また講義の途中に他の受講者の方と話す時間もあり、薬剤師の方や普段話す機会のない医師の方とも話ができる貴重な場でもあります。
 自分とは違う考え方や見方を知ることもでき、視野が広がりとても有意義な時間です。

 セルフメディケーションの時代ですが、一般の方が自分に合う漢方を選ぶのは難しいこともあると思います。
 そういった時に手助けができる、相談に乗れる登録販売者になりたい!
 そんな方にぜひ受講してほしい講座です。

田中 恵子さん

 登録販売者である私が、調剤薬局で事務職以外のところでも何かできる役割はないかと感じていたときに、この講座に出会いました。
 ヘルスケア漢方を通じて、地域の方の健康をサポートする役割が担えることは素晴らしいことだと思います。

 全くの初心者である私にでも、喜多先生の講座は「生薬が分からなくても理解できる漢方医学の基本からスタート」「分かりやすい表現や図解」「大事なポイントは何度もリピート」「イメージしやすい症例」が特徴だと思います。
 続いて構成生薬を学び、最後にヘルスケア漢方で重要な養生について学びます。
 初心者には1年間の学習だけではマスターできない面も多くあると思いますが、その後も生涯学習として継続できるところも魅力です。

澤田 茂徳さん

 漢方未病専門資格認定講座を受けて、これまで漠然と「この症状にはこの漢方薬」と決めつけて販売していましたが、今回漢方を学んだことにより、お客様の「証」や「症状」、今まで飲んできた他の漢方薬から同じ症状でも幅広く漢方薬の選択ができるようになり、お客様の健康により貢献できるようになりました。
 また、店舗での医薬品販売時に、これまで対応できなかった症状に対処できるようになったことにより、自分自身の接客レベルのアップを実感するとともに、お客様により貢献できるようになり、新しい販売チャネルができました。

 漢方を学ぶことにより、今までと違った新しい視点、考え方で病気や薬を見ることで自分自身の幅を拡げることができるようになります!

医師

植草 康浩さん

 本講座を受講するまでは、いわゆる病名処方や西洋薬のようなエビデンスに囚われ、使う方剤の種類も限られていました。
 当然あっという間に行き詰まってしまいましたが、一方で漢方の可能性を確信していました。
 臨床の引き出しを増やすことが自らのブレイクスルーとなり、患者にも幸せを分けてあげられるだろうと思っていました。
 そんな自分にとって、本講座の受講は大転換となりました。

 漢方の概念は、西洋医学とは言葉も文法も異なる外国語のようです。
 だからこそ心から尊敬し信頼している師匠について、真摯に学ぶことがとても重要だと思います。
 本講座では整理された分かりやすいテキストと解説動画、すぐに疑問に答えて頂ける環境、日々の臨床へのフィードバックが毎講座にあります。
 そして共に学ぶ仲間たち。
 なかなか一人では取り組みにくい漢方医学を学ぶ、とても良いきっかけになると思います。

山下 理一郎さん

 今まで漢方について各論的な講義でしか勉強しかしたことがなかったため、知識の応用が効かず方剤選択を悩むような症例については漢方を使いにくかったのですが、講座を受講させていただいて総論的なことを学習できたことと、各論的な内容についてもより理解を深めることができたため方剤選択の幅が大きく広がりました。
 各論の中では特に気逆・気鬱の病態を正しく理解することで病態理解の視野を広げることができたことが、地域のかかりつけ医をしている自分にとっては最も良かったことではないかと思っています。

 講座について疑問に思ったことはもちろん、日々の診療で自分が悩んだこと、生薬についての疑問や、家族にどの漢方を使ったらよいかなど、まずは自分で調べた上でわからないことについてはたくさんの質問をさせていただきましたが、都度、先生には丁寧なご指導をいただきました。
 ありがとうございました。

永野 修さん

 私は脳神経外科医として20年を越える臨床経験があります。
 その外来診療で思うことがありました。
 それは不眠や頭痛やめまいなどの日常生活に支障を来す症状を持つ患者さんに対して、血液検査や画像検査では異常が見つからない場合どのように対応したら良いかでした。
 たとえ検査結果が正常なことを伝えたとしても患者さんの症状が良くなるわけではなく、眠剤や鎮痛剤などの服用だけでは改善されないことも多く経験してきました。
 そして、その際は心身症として心療内科や精神科の受診を勧めてきましたが、何か自分でも患者さんのために出来ることはないだろうかと思案してきていたのです。
 そのような中で、本講座に出会うことができ、漢方の学びを深めていくと「なるほど、あの患者さんの症状にはこの漢方薬を処方してみよう。」とその悩みが解消されつつあることが実感できています。

 漢方を学んでみたい、患者さんの不定愁訴を良くしてあげたいと思っている先生には本講座を強くお勧め致します。
 ぜひ一緒に学んでみませんか。