漢方未病専門資格認定講座について

一般社団法人漢方未病教育振興協会では、漢方未病専門資格の認定事業を行っており、本講座を修了していることがその認定条件となっています。

本講座を受講できるのは、原則として日本の薬剤師・医師・登録販売者の免許を有している方になり、それぞれ漢方未病専門薬剤師・漢方未病専門医・ 漢方未病アドバイザーの資格を取得できます。

講座の目的

本講座の目的は、未病に特化した漢方治療と養生支援の実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能を習得した専門家を養成し、もって特定行為を実践する専門家としての社会的責任及び役割を自覚し、健康・医療分野の発展に寄与することのできる人材を輩出することです。

カリキュラムの概要

本講座は1年間のコースで、毎年9月の第1日曜日に開講し、翌年8月の最終日曜日に終了いたします。

カリキュラムは全50講義で、前期課程17講義・中期課程16講義・後期課程17講義に分かれており、未病に特化したヘルスケア漢方のスペシャリストを育成するための充実した内容になっています。

前期課程17講義

9月~12月

  • ヘルスケアに役立つプライマリケア漢方の診断と治療を体系的に学ぶ
  • ステップバイステップで学びやすく、モチベーションも上がりやすい

中期課程16講義

1月~4月

  • 方剤・生薬について解説した辞書的な2冊を用いながら、4大未病(冷え・疲労・頭痛・肥満)に対する適応方剤を詳しく学ぶ

表紙 後期

後期課程17講義

5月~8月

  • 未病タイプ別養生法とその支援方法について学ぶ
  • 患者対象の講習会動画を視聴しながら、養生支援に必要なカウンセリング技術やコーチング技術も学べる

未病に特化したヘルスケア漢方を楽しく学べる内容構成

4大未病をテーマとする実践的講座

受講生の声

講座の内容について

本講座はヘルスケア漢方を勉強できるだけでなく、自身の健康づくりにも役に立つ内容になっています。

毎週の講義を通して、プライマリケアにすぐに使える漢方を、無理なく段階を追って学べる工夫が多くなされていると思います。

初心者がつまずきやすい「気血水」や「陰陽虚実」に関しても解りやすく、西洋的な視点も取り入れた説明で理解がしやすかったです。

漢方薬を理解するのに適している四大未病を学ぶプロセスが用意されているため、安心して学び進めることができました。

漢方方剤の効果についても現代医学でのエビデンスを交えての説明が随所にあり、理解を深めることができました。

講義のスタイルについて

一人の先生による講義のため漢方を系統的に学ぶ事ができます。

毎回、予習・復習と講義をシステマティックに誘導して下さるので、迷うことなく学びに入れました。

講義内容をシェアしたり、雑談したり、一方通行のオンライン講義とは違って、楽しい講座です。

聞き逃したり、もう一度講義を聴きたいというときは、当日の講義内容を記録動画で確認できます。

講義でわからないことは、後日喜多先生に質問することもできるので、わからないことをそのままにすることもなく、また他のメンバーの質問と回答も見れますので大変勉強になります。

受講後の成果について

4か月の前期課程の受講が終わり、未病段階におけるヘルスケア漢方実践の自信が飛躍的につきました。

頭の中でいろいろなことがつながってくることで、実践において患者様への提案の選択肢が増えたように思います。

店舗での医薬品販売時に、これまで対応できなかった症状に対処できるようになりました。

処方箋調剤で医師の処方意図がわかるようになりました。

医師への処方提案においても、医師との話し合いができるようになりました。

受講生の声を詳しく知りたい方は下のボタンをクリックしてください。

講座の説明資料

※スマートフォンやタブレットをご利用の方は、ダウンロードして閲覧してください。